Search Paradigm Notes¶
na-navi の個人学習帳。
テーマ¶
「RAG」と一言で言っても、その内部には全くレイヤーの異なる2つの検索パラダイムが混在している。
| セマンティック検索 | エージェンティック検索 | |
|---|---|---|
| レイヤー | インデックス層 | 推論層 |
| UX 上の位置 | ユーザーにむき出し | LLM の背後に隠れる |
| 速度要求 | ミリ秒単位が命 | LLM レイテンシが支配的 |
| 最適化の主眼 | インデックス構造・ベクトル精度 | プロンプト設計・ツール選択 |
| コスト感 | 最適化しないと即ボトルネック | フルスキャンでも体感誤差 |
この違いを区別しないで議論すると「RAG は○○だ」「いや××だ」と噛み合わなくなる。
最終形態は両方のマージ — 高速 LLM が人間の意図を汲み取ってクエリ拡張を行い、検索を代行する形に収束するのは間違いない。だが現時点の技術水準では、ユーザーがその結果をどれだけ待てるかという UX の視点が抜けた議論は不毛である。